宮崎整形外科・外科・内科

外観
▲外観

 現在、院内設備はデジタルX線テレビ装置、乳房用診断装置の最高峰ローラッド社製マンモグラフィー、最新式マルチスライスCTスキャナ、最新式MRI、超音波診断装置、最新式経鼻電子内視鏡に至るまですべてをデジタル化で対応しています。
 勿論、こうした施設のハード面のみならずソフト面でもいっそうの充実を目指しています。CT、MRIの読影に至っては、放射線科専門医、脳神経外科専門医によるダブル・チェックを行っています。

 マンモグラフィーについては、近隣の医療機関のみならず名古屋大学内分泌外科とも連携しています。診療所でありながら大病院に劣らぬ診療精度を維持し、診療所ならではの小回りの利く利便性を発揮するよう心がけています。
 また、近隣の医療機関(犬山中央病院、小牧市民病院、江南厚生病院等)との病診連携は勿論、患者様のご要望に応じ他医療機関との病診連携も円滑に行っています。

安全管理指針はこちらをご覧ください。

宮崎整形外科・外科・内科の概要

名称 宮崎整形外科・外科・内科
診療科目 胃腸科・肛門科・皮膚泌尿器科・リウマチ科・リハビリテーション科・小児科・放射線科・麻酔科
診療時間
午前
午後
循環器外来(午前9:00~13:00)

*午前外来は 2診制です
*水曜日午後外来は 1診制です (内科系) 第3・4水曜日は医師会執行部会・理事会の都合上 15時過ぎからの開始になります
*木曜日午後外来は 1診制です (外科系)

休診日 土曜午後・日・祝日
病床数 19床(一般病床11、療養型病床8)
TEL / FAX TEL 0568-68-0461 / FAX 0568-68-1665

病院内の設備

受付
▲受付
病棟 個室
▲病棟 個室


医療設備

【MRI】 ECHERON Smart(日立メディコ)

MRI
▲MRI

 当院は最新のMRI装置(1.5T)を採用しております。これにより撮像する際に発生する騒音を最大で94%低減し、患者さんに快適な検査環境を提供します。また検査時の体の動きによる画像劣化を低減する機能により、再撮像の頻度を減らして検査時間の短縮が可能となり患者さんの負担を軽減しています。

 MRIはCTと異なり、造影剤なしで頭の血管像が得られる為、未破裂動脈瘤の早期発見や、超急性期の脳梗塞に対してはデフュージョン画像により急性期脳梗塞の診断が可能です。

 MRIで検査が可能なのは、脳梗塞、脳腫瘍などの脳疾患、動脈瘤など血管障害、癌、子宮筋腫、さらに、椎間板ヘルニアや靱帯断裂など、軟骨や筋肉組織の障害の検査にも最適です。 大病院では何日も予約待ちの検査も当院では迅速に受け付けることができます。

【レントゲン】 ZU-L3TY、ZU-L5TY(日立メディコ)

レントゲン
▲レントゲン

 設備としましては当院ではもちろんスピードと安心を兼ね備えた最先端のものを使用。撮影画像はコンピューター処理され、瞬時に診察室のモニターに映し出されるというスピーディーなものになっております。きれいに確実に迅速に撮影が可能です。

NEW【CT】 SCENARIA View(日立メディコ)

 CTとはコンピューター断層撮影装置(Computed Tomography)の略で、体の周りの様々な方向からX線を照射し、透過したX線量の差をデータとして集めコンピューターで処理することにより、体の内部を画像化する検査です。頭部、胸部、心臓、腹部、四肢など全身を撮影することができます。
 当院では最新型64列マルチスライスCTを採用しております。輪切りの画像を同時に128枚取得できる装置を採用しております。これにより一度に高精細で広範囲の撮影が可能になり、また被ばく量が低減されています。骨や血管の撮影し、ワークステーションで3D画像を作成して病気の診断や手術前の状態の把握に役立っています。

 当院のCT装置を用いることで、内視鏡を使わない新しい大腸の検査ができます。大腸を炭酸ガスで膨らませ、CT装置で撮影した画像を3Dワークステーションで解析することにより、大腸内を画像化し観察することができます。

 この大腸CT検査では大腸内視鏡検査と比較すると、より楽に安全に大腸内部の病変を調べることができます。

 また、循環器内科医とともに心臓冠動脈CT検査も行っており、体への負担をできるだけ低く抑えて心筋梗塞や狭心症の原因となる冠動脈の狭窄や病気を見つけることもできます。

CT SCENARIA View(日立メディコ)
CT SCENARIA View(日立メディコ)

【マンモグラフィー】 LORAD M-Ⅳ(日立メディコ)

マンモグラフィー
▲マンモグラフィー
シャウカステン

▲シャウカステン

 乳がんは食生活の欧米化により年々患者数が増えており、日本人女性の23人に一人が乳がんに罹患するであろうと予測されています。
検診もさかんになり、乳がん検診では従来の視触診、超音波検査に加え早期乳がんを発見する為にマンモグラフィーはかかせない検査になってきました。
 当院では少ない被爆線量でかつ世界最高レベルの画質が得られる装置を導入し受診者にやさしい検査を目指しています。

【X線骨密度測定装置】 DCS-900FX (ALOKA)

X線骨密度測定装置
▲X線骨密度測定装置

 腰または大腿骨を測定します。
数分間の検査で正確な結果が得られます。

【骨粗鬆症になりやすい人】
痩せた人、運動不足の人、高齢者、カルシウム不足の人、閉経後の女性

【骨密度測定装置】 DCS-600EX (ALOKA)

骨密度測定装置
▲骨密度測定装置

 腕の骨で測定します。脊椎の圧迫骨折などのある患者には必須の検査です。骨粗しょう症と診断された患者さんには服薬の他転倒防止のバランス訓練も行っています。

【超音波診断装置】 EUB-5500(日立メディコ)

CT
▲超音波診断装置

 超音波検査は、人間が聞くことのできる音より高い周波数を利用した画像診断です。物体の中を通過するときの音波の性質(透過と反射)を利用して、非侵襲的に人体内部の断層像を描くことができます。 音波を用いるためX線のように被爆を伴わず、短期間の経過観察が必要な場合でも繰り返し、安全に検査を行うことができます。

 近年では、デジタル画像処理の技術がより高度かつ高速になったことから、極めて高い精度の診断がリアルタイムに行えるようになりました。救急の現場から日常診察、健康診断などの幅広い領域で広く利用されています。

【経鼻内視鏡】 

胃カメラ
▲胃カメラ
胃カメラ洗浄器
▲胃カメラ洗浄器
胃カメラのレンズ部分
▲上:胃カメラのレンズ部分
下:鉛筆

 「胃カメラは苦しい」の常識を覆した、これならそんなに「オエッ」としない。 それが経鼻内視鏡です。

そのメリットは、
  1. 舌の付け根に内視鏡が触れないので、嘔吐感が少なく、患者さんは負担が少ない検査を受けられます。
  2. 口からいれる内視鏡検査では、マウスピースで口がふさがれており話せません。経鼻内視鏡では口元がフリーのため、医師とコミュニケーションをとりながらの検査ができ、安心して受診できます。
  3. 口からの内視鏡検査に比べて麻酔の量が少なく、身体への負担も軽減します。鼻の局所麻酔のみで検査後すぐに食事をとることもできます。
  4. 比較的早く日常生活に戻れます。意識下沈静法(セデーション)の内視鏡と比べて、比較的早く病院から帰れます。

 鼻からカメラを挿入すると”痛みを感じるのでは”と想像する方も多いのではないでしょうか。確かに鼻腔は神経が集中している敏感な部分ですが、経鼻内視鏡挿入前には局所麻酔剤等を用いた前処置を行います。前処置が施行されれば鼻からのカメラの挿入時にも痛みをほとんど感じません。

 実際に口からの胃カメラで辛い思いをされた患者さんも、経鼻内視鏡を経験されると来院前の恐怖心も消え、『次回も鼻から』と希望されます。
それでも”鼻からは抵抗が”という方には、意識下沈静法(セデーション)を実施し、患者さんの不安・不快・疼痛を和らげ患者さんの意識がないうちに検査を済ませるという方法で、目が覚めたら「もう検査が終わっている。」という具合に安心して検査を受けていただいています。鎮静剤を投与しているため、横になってしっかり休憩をとってからお帰りいただきます。

 内視鏡を受けたいけれど、感染を危惧されている方も少なくないと思います。
当院では内視鏡検査の度に専用の洗浄器で洗浄・消毒・滅菌を行っております(消化器内視鏡機器洗滌・消毒法に準じています)。
これにより、一般細菌、ピロリ菌、結核菌、真菌、肝炎ウイルス、エイズウイルスなどは完全に死滅し、感染の危険はありません。
また、組織を採る内視鏡処置具も使い捨てタイプを使用しています。
検査で得られた画像はすべてコンピューターにとりこんで保存・処理・検索できる画像ファイリングシステムを導入しています。

啓友会